リバースASINサーチ ツールで出来る事
競合商品ページにアクセスをもたらすキーワードを特定
- 競合ページが高くランク付けされているキーワードを特定できます。言い換えると、競合ページにトラフィックを呼び込み、購入に繋がり易いキーワードを特定可能です。
- カスタマーが実際にアマゾンで検索しているキーワードを見つける(このツールを使わなければ存在すら知る事がない様なキーワードを発見し、トラフィックを増大する事ができます)
- 検索ボリュームが多く、かつ、競合性が低いSP広告のターゲティングKWを見つける(SP広告の運用に関しては、低い入札単価でCVを作る事ができるワードにフォーカスする事で、費用対効果の高い運用ができます)
Step 1: Arrows10 にログインし、リバースASINサーチ をサイドバーから起動
Step2: 調査したいマーケットプレイス(amazon.co.jp など)を選択し、調査対象商品のASINを入力
なお、このツールは USA, Canada, UK, Germany, Japan, France, Spain and Italy のマーケットプレイスをサポートします。
ASINを入力する際、間違いを防ぐため、コピー&ペーストをしてください。
推奨する使い方:
- ベストセラー商品のASINを調査する。長期間に渡る人気の商品ほど、多くのキーワードに対して高くランクづけされています。こうした商品からは、購入に繋がる多くのキーワードを抽出する事ができます。
- 自分が販売する商品を調査する。自分の販売する商品のどの様なキーワードからのトラフィックがあるのか、検証する事ができます。
Step 3: サーチを実行すると、サーチ履歴 欄に結果が表示されます。結果の詳細を表示するには、結果を表示(目 のアイコン)をクリックします。結果が表示されない場合、結果を更新 をクリックしてください。 (検索結果がない場合、クレジットは消化されません)このツールは、過去において ASINに対するトラフィックを発生させた検索キーワードのみを抽出する事ができます。販売開始から間もない商品についてのサーチを実施した場合に、抽出される検索キーワードが少ない事がありますが、これは前述の理由によるものです。多くの有用な情報を抽出する為には、自分自身の商品と同一セグメントにある競合商品、中でも、長期間に渡って販売数量が大きな商品をターゲティングして下さい。
Step 4: 抽出される検索キーワードは、調査対象のASINについて購入につながった履歴があり、トラフィックをもたらし、高くランクづけられるキーワードです。結果表示の際、各項目での並び替えや、フィルタリングが行えます。
検索表示順位、検索ボリューム、該当商品数、レビュー投稿数、レビュー点数、売価、推奨スコア、SP広告表示状況など、抽出されるデータは、全てにおいて正確です。こうした情報があれば、ご自身の商品に対するキーワード選定に際し、他に必要な情報はない、といってよいでしょう。
それでは、モバイルバッテリーを販売すると想定して調査をしてみたいと思います。調査対象としては、次の条件に該当する商品を選んで下さい。まず、レビュー数が多く、販売期間も長い商品。また、ジャンルでトップ10以内入る人気商品で販売数量が多いと想定される事。こうした商品であれば、多くの有用なデータを抽出できる事が期待できます。
調査対象商品を選定したら、その商品のASINをコピー&ペーストし、リバースASINサーチを実行します。この際、ご自身のマーケットプレイスを選択することを忘れない様にしてください。この事例では、米国のアマゾンを選択し、データを抽出 をクリックします。データが抽出されると、サーチ履歴 欄に結果が表示されます。データが表示されない場合、しばらく時間をおいてから、リフレッシュ ボタンをクリックします。サーチ結果の表示を行うには、結果を表示 ボタンをクリックします。
このサーチ事例では、600以上のKWが抽出されました。
このサーチ結果を 検索順位 フィールドで並べ替えてみると、多くのKWが高い検索順位に位置づけられている事が瞬時に把握できますが、リバースサーチを行わない限り、こうした情報を得る事は困難です。また、このサーチを行うことで、人気商品が網羅しているキーワードが非常に広範囲に育っているかがおわかりいただけると思います。
検索ボリューム欄での並べ替えを行うと、アマゾン内でそれぞれのキーワードが検索された回数をベースにデータの検証を行う事が可能ですし、その他のフィールドでの並べ替えも、分析時の視点に応じて使い分けて下さい。抽出されたキーワードの意味合いを考えながら、その横にある各種のデータをあわせて分析し、KWの重要性や顧客動向などを推測する事が可能になります。また、各種の指標を総合的に検討した指数である Sales Velocity という項目があります。この指標は、キーワードの競合性を総合的に考慮した結果を数値化したものです。あるKWに対するこのスコアが高いほど、そのKWで検索上位をとる事が容易である、という指標です。
もし、自分自身の商品が、どんなキーワードに対して高くランクづけされているか、または、カスタマーがどんな検索を行って自分の商品を見つけて着地するか、それを知りたい場合、ご自身のASINを、リバースASINサーチでチェックして下さい。このサーチで、競合商品の調査時と同様、ご自身の商品がどの様なキーワードで高くランクづけされているか、どういったキーワード検索の後にご自身の商品がクリックされているかを把握する事ができます。こうした情報は、購入意志の高い良質なトラフィックをページに呼び込み、高い転換率(CVR)を得る為に行う、商品カタログの最適化の前に、必要不可欠な情報となります。
サーチ結果はエクセルやCSV形式でダウンロードする事が可能です。また、画面上でも、テキストでのフィルタリングや、各フィールドでの並べ替えなど、分析作業もここで行う事ができますので、ご活用下さい。